AI・人工知能EXPO【春】 出展レポート

つぶつぶコラム

2026年 4月15日(水) 〜 17日(金)の三日間、東京ビッグサイトにて開催された「AI・人工知能EXPO【春】」のルネサスエレクトロニクス社のブースにて、当社取扱製品であるディープインサイト社のタッチレス操作ソリューション「KAIBER Touchless」のデモ展示を行いました。

小さく始めるAIパビリオン

今回、ルネサスエレクトロニクス社は、ハードウェアはもちろんソフトウェアまで実演デモで体感できる「小さく始めるAIパビリオン」に、世界有数の半導体メーカー4社の一員として出展されていました。
このパビリオンでは、組込みMCU/MPUの最新ソリューションの共演が見られるとともに、小さく始めて、かしこく育てるAIが比較検討できました。

ルネサスエレクトロニクス社ブースでの展示

「小さく始めるAI」をテーマに、マイコンやSoCにAIを組み合わせたエッジAIの実装例が紹介されていました。

・MCUによるオブジェクト検出ソリューション
「RA8P1 顔検出デモ」
・音声認識の認識率を向上させる音声分離テクノロジー
「VK-RA8M1音源分離デモ」
・RZ/V2H と KAIBER Touchless を組み合わせた、タッチレスGUI(非接触操作)
「触れずに、操る KAIBER Touchless」

クラウドに頼らず、現場で完結するAIの使い方をイメージしやすい内容で、実際の導入シーンを想像しながらご覧いただける展示となっていました。

「KAIBER Touchless」で広がるタッチレス操作の可能性

展示では、ディスプレイに触れずに操作できる「KAIBER Touchless」を、飲食店での注文端末を模したデモ画面にて、実際に体験していただきました。

製造現場のPLC操作や作業指示ディスプレイをタッチレス化することで、

  • 食品工場などでの衛生管理負荷の軽減
  • 手袋着用時や粉塵環境でも操作可能
  • 高価な産業用タッチパネル削減によるコスト低減

といった効果が期待できます。 実際に操作された方からは、
「思ったより直感的で分かりやすい」
「慣れれば誰でも出来そうですね」
「新しい技術を探していたが、非常に参考になった」
といった声もあり、実機で体験してもらえる展示会ならではの反応を感じることができました。 また、
「この工程でも使えそう」
「こういう使い方ができれば、検討できる現場がある」
といったアイデアをいただくこともあり、とても有意義な時間になりました。

合わせて、同じく説明員として参加されていたディープインサイト社のエンジニアの方が、システム構成に欠かせない ToFカメラの特長や、「見た目以上に調整が必要な部分」「実装時に苦労した点」といった開発の裏話など技術的な視点での会話を横で聞いているのも、非常に参考になりました。

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最後に

会場を回っていて感じたのは、生成AIやAIエージェントをはじめとした展示の多くが、「とりあえず試す」段階を越えて、実際の業務でどう使うかを強く意識した内容になっていたことです。AIが少しずつ現場に寄り添う存在になってきている、そんな印象を受けました。
加えて、ロボット関連や操作系の展示エリアでは人だかりができている場面も多く、AI単体というより、ハードやUIと組み合わせた「動きのある展示」に足を止める来場者が多かったように感じました。

当社では今後も、お客様の現場に価値をもたらす実用性の高いソリューションを提案し、業務効率化や課題解決に貢献していきたいと考えています。

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